公開研究会「調査技法からみる開発と人類学」(共催、8/4)
開発援助の現場で人類学的調査手法はどう活用し得るのか。今回の研究会では、文化人類学をバックグランドに持つ4人の発表者に、JICAなどの国際協力実施機関のプロジェクトにおいて調査や技術協力を実践した経験を語って頂く。
報告:
(1)白川千尋(国立民族学博物館)「KAPサーベイと文化人類学」
(2)徳岡泰輔 (株式会社タスクアソシエーツ)「技術移転の実践プロセス」を通したフィールドワークの技術的融合:機械化農業から生活戦略への越境的試論
(3)縄田浩志(総合地球環境学研究所)「伝統的知識と近代技術の融合としての在来実践:スーダン東部ガダーリフ州半乾燥地域における耕耘機とディスク犂を用いた在来農法「サルワラ」について」
(4)田中清文(国際開発センター/JICAスーダン・カッサラ復興支援プロジェクト)「人類学の落ちこぼれはなぜ名刺に人類学と刷っているのか?:国際開発業界での人類学徒の生き残り戦術」
コーディネーター:杉田映理(東洋大学)
参加費:無料
事前申込:不要
連絡先:椎野若菜(wakana@aa.tufs.ac.jp)、増田研(ken-m@nagasaki-u.ac.jp)