タイトル:「エチオピアの女性兵士と戦後20年」
ゲスト:眞城百華(津田塾大学国際関係研究所研究員、東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所共同研究員)
司会:椎野若菜(東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所)
東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所(AA研)では2009年より新しい広報誌『Field+』の刊行を開始しました。7月15日発売開始の第
6号の巻頭特集「素顔のアフリカ女性たち(責任編集:永原陽子)」は、AA研基幹研究「アフリカ文化研究に基づく多元的世界像の探求」(
http://aaafrica.aacore.jp/)の一環として組まれたものです。
第6号の発売開始を記念して7月22日(金)にトークイベント「FIELD+café 素顔のアフリカ女性たち」を『Field+』編集部および基幹研究
アフリカ班の共催で開催することになりました。今回は、本誌巻頭特集「素顔のアフリカ女性たち」の著者の一人であり、エチオピア近現代史、国際関係学を専
門とする研究者、眞城百華さんをお招きし、エチオピア内戦を戦い抜いた元女性兵士たちの素顔についてお話しいただきました。
会場には、アフリカの女性や平和構築、DDR(武装解除・動員解除・社会復帰)などに興味をお持ちの方をはじめ、アフリカについて広く関心をお持ちのみなさんにお越しいただき、トークの後、多くの質問をいただきました。アットホームな雰囲気のなかで、自ら戦闘に参加していった女性の意気込みや、彼女たちが生まれ育った農村における日常生活への影響等、眞城さんのお話からアフリカに生きる人びとについてもっと知りたいという熱心な質疑応答の内容となりました。