サラ・バールトマン映画上映会
講演者:
解説:永原陽子(AA研)
今からちょうど200年前、南アフリカの先住民コイコイの女性サラ・バールトマンがヨーロッパに連れて行かれました。サラは「ホッテントット・ヴィーナス」としてロンドンやパリの見世小屋にかけられました。死後は解剖され、脳と女性器がホルマリン漬けにして保存され、骨格標本・蝋人形とともにパリの博物館で1970年代半ばまで展示され、その後も保管されていました。この公開セミナーでは、南アフリカの映画監督ゾラ・マセコ(Zola Maseko)が製作したサラ・バールトマンの生涯に関するドキュメンタリーThe Life and Times of Sara Baartmanを上映しました。