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After Apartheid: Consensus, Contention and Gender in South Africaʼs Public Sphere

[アパルトヘイト後~南アフリカの公共圏における同意・対立・ジェンダー~]

講演者: Dr. Shireen Hassim (Associate Professor, Univeristy of the Witswatersrand, South Africa)
日時: 2010年6月7日 18:15~20:15
場所: 東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所セミナー室(301)

この講演会では、ケルン大学教授であり、東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所の客員教授でもあるハイケ・ベーラント教授に、ヨーロッパ人がアフリカ人を「測 定」していた時代の写真から、インド人によるスタジオ写真、そしてケニアの人びと自身によるスタジオの設営と彼ら自身のための写真への移り変わりまでを解 説していただきました。教授は人類学者が撮影した写真が物語るフィールドの様子や写真撮影とフィールドワークのあり方などを事例として人類学研究と写真と の関係を論じ、話しは「写真というメディアの特質」というテーマにまで及びました。写真家やアフリカ文化に関心のある方をはじめ、大学の研究者・大学院 生・大学生の方々に多数ご参加いただき、鋭いコメントや質問が数多く寄せられ、活気ある講演会となりました。